前回の続きです。思わせぶりな写真を一枚はさんでおきます。
3月6日 メンバーは前回書いたとおりY先生、Dr、私です。
これまでのマグロチャレンジでは、2月27日を除いて誰か一人が釣ってほかの人はダメでした。27日の状況は全くチャンスが無かったという事なので、そろそろイカパターンのマグロも終わり厳しいじゃろうなと思っていました。
午前5時港を出ました。北西の風で往路は向波。叩きながらも七里に到着しました。準備を整えて鳥を探しているとナブラを発見しましたがキャストできる規模でも距離でもありません。
前回はチャンスがなかったことを考えれば今日は「ええんかー」とみんなで盛り上がります。
が、その後は何事もない平和な海で鳥も騒ぎません。小ぶりですが雨まで・・・合羽ないのにorz
他船ではサビキでイサキや丸アジなど釣っている様子です。私たちはあきらめムードながらも雑魚釣りはやる気もありませんし道具もナシです。
もう七里にはマグロはいないのか?はたまた水深の深いところでベイトを捕食しているのか?夕方4時過ぎまでナブラもなければ鳥も静かです。
状況的に先週の結果と今の現状を考えれば99%マグロは出てこないと私は確信しましたし、遊漁船が10隻くらいいましたがウロウロ探して時間切れになるのは明らかでした。午後5時くらいまでは…
港を出て12時間。漁師さんも帰って動きやすくなった時間帯、待望のナブラが出始めました。ベイトはイカなのか?サンマなのか?イカであればイカルアーを投げるだけ。サンマやイワシであれば水平フォールのシンキングを投げて沈下させるだけ。というのがセオリー
そのとき私はマグロ竿(SM845)にイカルアー、ヒラマサ竿(EX804)にライブリーサーディン(水平フォール)をつけていました。イカルアーはしょうがないにしても水平フォールのルアーをキャストして沈めるだけというのは実績はあるんでしょうがこれまで上手に使えていなかった事と船長、K君が小さなヨコワなら誘い出しのルアーで出ると思うとアドバイスをくれたのでダメ元でガンマの75をヒラマサ竿に付け替えました。その際、K君が付け替えたルアー(ガンマ75)を見て「ええ判断かもですよ~」といってくれました。
船の前方でナブラが出ました。マグロがサンマとイワシを追い詰めています。前進で近づき一斉にキャスト。ほかの人の状況は分かりませんが私の投げたルアーはしぶきが上がっている所ではないところに落ちたのが分かりました。
すかさず回収していると…ポジションは先端がDr、二番手がY先生、三番手が私だったと…私の前方にナブラが見えました。2投目をその方向に投げると、
ガンマ75が着水した手前でナブラが発生。
ジャーク3回でグッとあたりを感じました。リールを巻いてロッドに重みを感じた瞬間に鬼あわせ
そこから先は冷静でした。しかし非力なため腰の引けたへっぴりなファイトの末に何とかマグロを手にしました。30kgには少し足らないだろうというマグロでしたが船にあげたときは手も足もガクガクになりました~