こちらでは1月19日に雪が降りより寒さがこたえる日々となった。平野部では週末までに雪は解けたが北部ではまだ雪が断続的に降っていた。1月24日から最強の寒波がやってくると連日テレビでやっているので23日の土曜日に出猟した。
この日は嫁さんと犬がついてきた。うちの犬はトイプードルなのだが、お兄さん犬は以前猟場に連れて行ったとき、枯れすすきに向かってポイントしキジを飛ばしたことがあるし、キジを持ち帰ると興奮しつるしてあるところに何回も行きたがる。なので嫁さんは猟犬っぽいことをやらせたいらしい。
M町からまわってみた。前回獲った場所にはまだ確実に1羽はいるはずなのだが…いなかったので坂道を登るとメスが飛び続いてオスが飛んで小さな笹薮に降りた。姿は見えないがそんなに奥に逃げてはいないはず。すこし回り道をして確認できる位置まで進むとカラスが2羽見えた。双眼鏡で確認するとカラスの3mほど左に草むらに見え隠れするキジがいた。68mでレクチルを2つ下にあわせて撃つ。コ~ンと竹に中って音がした。どうも上に外れたようでキジは藪の奥に逃げてしまった。
仕方がないので北方面に行ってみた。一面に雪が積もっており餌場は真っ白だ。これではキジが出るはずもないし深い雪の農道は危険なので見切りをつけた。
もう一度M町に行こうかとも思ったが、実家近くを見てみることにした。田んぼの畔に黒い鳥が2羽いるのが遠くからも見える。カラスだなと思いながらもチラ見しながら接近するとオスキジの兄弟だ。撃てそうな場所を確認し準備。正照準で撃つ。1羽倒れたが撃っていないやつも逃げない。取れていたとは思うが2羽獲ると後の処理が大変なので撃たなかった。
回収に向かう前に、嫁さんが犬を放していいかと聞いてきたので「ええで」と返事をして様子を見ると、キジはまだ息があり羽をバタつかせている。何をしていいのかわかっていない我が家のお兄さん犬はキジを前にして別な場所に行きおしっこしてみたり、近づいて鼻でクンクンしてみたりだった。私が捕まえて動かなくなるといつものように興味津々ではしゃいだ。
一応シッポを上げてキジを追いかけている。
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