明日の海はどうでしょう?予報では波0.5とか1.0ですが冬ですからあまり当てにはできないでしょう。今のところ出る予定です。釣りものは目下思案中。 今日は目新しいネタが無いので自慢話でも・・・大物釣師の方々にとっては取るに足らない釣果でしょうが私にとっては今でも自慢の種「四国でキハダマグロ釣り」です。
6~7年前、瀬戸内海のジギングに夢中だった私ですが釣り仲間にさそわれて四国・太平洋のカンパチやマグロを狙いにいくようになりました。土佐清水や室戸のジギング船に3~4回通いましたがほとんどボーズでしたし重いジグをシャクルのも体力的にかなり辛くいやになりかけてました。そんな中ある年の11月に沖のブイ(浮き漁礁)廻りでのキハダ狙いにいきました。
ポイントはブイの廻りで水深1000mとかあります。まずソナーと魚探で魚の遊泳層を見つけます。船は風と潮にまかせ流すので片舷からジグを落とすと斜めに入っていきますので遊泳層の2倍くらいラインを出してそこからエギングのようにシャクります。ジグも100~200gと比較的軽いのとロッドは瀬戸内ハマチ用ラインPE3号とかですから楽チンです。この日初めてキハダを釣りました。12キロ カツオ・シイラも釣れてうれしかったのですが12キロのキハダより瀬戸内の70cmのハマチが良く引く印象でした。
それから次の年、6月に2日間3人でまた同じ船に予約しキハダを狙いました。1日目ブイの近くに到着するとなんと・・・見た目1mくらいのキハダが時折はねています。興奮の中ジギング開始ですがそんなに自然は甘くなく釣れません。同行の二人はトップでシイラをやり始めました。でっかいシイラがトップをくわえてジャンプしてます。面白そうなので私も・・・いやいや「わしらはキハダを釣りにきとるんじゃ」・・・と弱い意志を無理やり抑えてジギングを続けたところ
ヒット!ヒット!ヒーット!
何者かが私のジグに喰いつきました。ラインはたぶん100mくらい出てます。
スルスルスル あれ?
わりと簡単にあがってくるではないですか。なんじゃー
すると船長さん「大きなキハダも途中まではこんなんよ、まぁまぁ大きいかもしれん」とおっしゃります。
順調によってきた魚が突然残り30mくらいになると船の真下に入りえらい重たく抵抗し始めました。PEラインがキーンと糸鳴りしてます。2~3回ポンピングするとズルズルとラインを出していきます。
「手がだるい」とかいいながら同行者が見守る中、徐々にラインを回収していきます。残り30mから5分くらいでしょうか海中にギラリと光る弾丸が円を描いています。無事にネットイン
このときの正直な気持ち・・・んーん去年のより少し大きいか?でもとにかくカッコえー釣れてよかった。
このあと平和な時間が過ぎていきましたが、船長の「後のほうにたぶんシイラが映っとるよ」の声で同行者がトップをキャスト・・・
トップが水面に落ちると同時に弾丸が飛びつきました。「キハダじゃん」「ジジジジジー」ドラグが鳴ってます。同じくらいのキハダでした。
1日目が終了し港に帰って計ってみました。2本とも17キロくらい。1本は民宿に持って帰って食べました。
2日目、やっぱりマグロが跳ねてます。今日は3人ともジギングで通します。この日は3人で5ヒット3キャッチで大きなのは同行者の釣った19キロ。2本ばらしたのは私と昨日釣ってない同行者が同時にヒットしラインがとんだためです。3人ともボーズなし、こんな遠征釣行もめずらしい?
その後も何回かこの船に乗りました。私は4~7キロくらいのキハダは結構釣りましたが同行者は30キロオーバーも釣りましたし同じ海域で50キロオーバーも釣れたそうです。昔の写真を見ていたら思い出してきてまた行きたくなりました。今年は時間をとってチャレンジしてみようかな?
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