6月の初めに親父の四十九日を済ませた。喪は開けたのだが10日の週は自宅のトイレが水漏れを起こしているのとお風呂もタイルが剥がれたり床が割れたりしているので、修繕を計画するために忙しく、日曜は得意先のゴルフがあり駆除には参加できなかった。
そんなわけで、この土曜日は本年度2度目の駆除に参加した。
朝、集合場所について雑談&ミーティング。隣町に近い地区の人から駆除の依頼が来ているということで私にとっては初めての場所へ行くことになった。
2本の林道に挟まれた山で私は一番奥の待ちについた。反対側の林道から犬をいれてしばらくすると犬が鳴きだした。少しして私の左側から足音が聞こえてきた。木の陰ではっきりとは見えないが鹿の足がチラチラと確認できる。草むらから出てきて右に行くはずと思い銃を構えて静かに待っていると小鹿が出てきた。「ドン!」と1発撃つと後ろから親が出てきたので銃をスイングさせて親鹿に「ドン!」と撃ったが2頭とも走って行ってしまった。状況を無線で知らせて同じ位置で待ったが犬が追いかけてこない。犬が追ってる鹿とは別のものだったのだろう。上の方で犬が動かなくなったらしく待ちを解除する雰囲気になったとき、会長が「一応撃った場所に血がないか確認して」と無線があった。私としては普通に走っていたのでまた外してしまったと反省の弁を考えていたのだが・・・
行ってみると血痕発見。跡をたどって80mくらい行くと親鹿が倒れていた。体の真ん中あたりに命中していた。
その後、まだ犬が追っているので各自同じ待ちにつくと、また足音が近づいてきた。今度のは少し遠くて草や木の陰で撃てなかった。右の林の中で止まってこちらを警戒しているが木が邪魔で撃てない。鹿は山奥に駆け上がっていった。
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