土曜日、朝起きると結構寒い。準備をして車を取りに行くと気温-2度…いないかも?と思いながらも7時半過ぎに出発した。
今日は今年になってまだまわっていないM町へ行って見ることにした。12月5日に2羽とってから姿は見ていないがキジの濃い地区だ。
Sさんから教えてもらった猟場を進み9時前に1羽目を発見した。カラスのように見えたが、どうも動きがキジっぽい。双眼鏡を覗くと赤いほっぺが確認できた。
準備をしていると、少しだけ警戒したのか尾羽が立っている。早く撃たないと逃げそう。と思ったら横の農道を宅急便が走った。ビビリぎみのキジは即座に飛んで藪の中に消えた。まあしょうがない。
15分後、ひと山越えて川沿いのポイントへ着いた。12月5日に1羽とった場所、その時は3羽いて2羽は竹藪に飛んで行ったのでまだいるはずである。そっと近づくとあぜ道のすぐそばで餌を食べている。このまま接近すると飛びそうなのでしばらく観察することにした。じっと待っていると隣の田んぼへ向かって歩きだし畔の向こうに姿が隠れた。射線がとれるポジションに移動し距離は55m。背中を向けて餌を食っているので頭が狙いにくい。少しだけ頭が上がったタイミングで引き金を引いた。羽をバサバサさせているが動けないようである。回収に向かうと首のあたりから出血していた。大みそかの1羽から連続3羽同じ状態である。首に中っていても神経に中らなければ即死はしないようだ。
この1羽だけで猟欲がなくなり今週は終了とした。
日曜日、嫁さんの友人夫婦がキジが食べたいということで夕食に招いた。
焼き鳥とキジ団子鍋。鍋のスープはキジガラを5~6時間煮込んで取ったもの。食前にビールのつまみにとKさんから頂いたキジの燻製を食べてみた。薫香も素晴らしく高級なハムのような味だ。この燻製を作った人に燻製名人の称号を送りたい。Kさん、燻製名人ありがとうございます。
背中側から撃ったので卑怯者と呼ばれるかもしれない。
写真の角度は変であるがキジ団子。
キジの燻製。