先月末に2通の封書が届いた。
一つは県猟友会からで、有害捕獲班になって5年以内の人向けの新人研修に参加せよとの内容。
もう一つは地元の猟友会と役所からで合同駆除に参加せよとの内容で特に新人は名指しで参加要請されており私の名前が書かれていた。合同駆除と新人研修を兼ねた活動のようだ。
ということでこの土日に行ってきた。
土曜日は射撃場に9時30分集合。装薬銃を所持してから20番自動銃は駆除と狩猟で撃った実績があるが、上下二連は1発も撃っていないので実績つくりのため今回は上下二連を持って行った。安全についての講習と最近の狩猟について講習があり射撃に移った。
5mトラップ25発で装填は1発のみ参加者は9名ほどだ。教習射撃でスキートを撃ったがルールもマナーも知らないど素人だし銃はスポーティング銃。周りを見ると上下二連は私ともう一人だけでほとんどの人は自動銃だった。さすが駆除班員である。私の場合中る中らないは別にして銃口の向きや機関部の開放といった基本を怠らないように注意して参加した。
私は1組目の5番射台スタート。思うようには中らないが25発中9発的中した。クレーがきれいに割れると気持ちがいい。自動銃でバンバン中てる人が2~3名で私程度の人が2~3名、その他の人は4~5発くらいだったように思う。2組目が撃ってるときに後ろから観察していると、あまり中らない人はじっくりと狙いすぎて撃つのが遅かったり(クレーが遠のく)クレーの方向速さに対応できていないように感じた。最後の講評で地元の隣の市から参加していた若い人が銃の取り扱い、マナー成績がよいと講師の方から褒められていた。帰り際に射撃場の息子さんから「〇〇さん(私のこと)、意外に、よ~撃つね~」と営業トークがかけられた。まあ「おだて」に乗って時には射撃もやってみることにしよう。
日曜日は他地区で合同駆除だ。地元の市は6町あるのだが3町づつ2地区にわかれて行われた。8時現地集合。地区の会長さんから挨拶があり新人の私が紹介されて「よろしくお願いいたします。」とご挨拶した。簡単なブリーフィングがありSさんが私の指導員ということになり猟場に移動した。そこそこ大きな山で谷をのぼりながら待ちを配置する。うちの班は足の悪い人がいるので私たちは上から二番目の待ちになり登るのも結構大変だった。温かくなるはずが山の中なので底冷えがする寒さのなか、じっと待って無線を聞いていたがどこで何が起こっているのかさっぱりわからない。下の待ちの人(うちの班員)が無線にヘッドセットをつけておらず拡声器のように谷に無線の声が響いている。非常識な行為だがそういう人なので・・・実際ガサガサと近づいてきた音がUターンしていったのをSさんたちも確認していた。結局、山の反対側で1頭、うちの班の人が1頭、鹿を転がして終了した。花粉症の私は薬を飲んでいたが、ヒノキ林に長時間いたのでひどいことになった。
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